大切な金やプラチナを売るとなったとき、売り手側としては、1円でも高く売りたいと考えることが普通です。そして、当然のことながら高額買取をしてもらうためのコツというものがあります。そのコツをテーマにお話をしていきます。金買取・プラチナ買取をぜひ成功をさせましょう。
【信頼できる業者を探すこと】端的に言ってしまえば、高価買取の最大のコツは「優良業者を探すこと」になります。広い意味になってしまいますが、高価買取は様々な駆け引きを業者としなければなりません。そこで、業者側がどれだけ信頼できる行動を取ってくれるのか？が重要に。利用者側、業者側お互いの利益を考えて、キレイな落とし所を提示してくれる業者というわけです。
【優良業者の見付け方とは？】優良業者を探すために大きく3つの注意点があります。「細かく金買取やプラチナ買取の価格が提示されている」「目の前でしっかりと計量してくれる」「逆にフランチャイズ店は信用できない場合もある」以上になります。
3つ目の真意は「フランチャイズ店は雇われ店長であり技術力があるとは限らない」ということ。実力がある人は、フランチャイズではなく個人業者にすることが多い業界です。もちろんこれに限った話ではないため見極めが必要ですが、こういった視点もあることは頭に入れておくとよいでしょう。

住宅ローンやカードローンを利用するとき、業者の公式サイトへ足を運ぶと「シミュレーター」をよく目にするかと。いわゆる「これくらい借りたら返済はこれくらいですよ」ということが、ひと目で分かるコンテンツです。実は、金買取、プラチナ買取の世界でも、同様のシミュレーターが用意されています。これを利用して、実際に買取のシミュレーションをしてみましょう。
【様々な業者でシミュレーターが用意されている】まず伝えたいことは「どこの金買取業者も意外とシミュレーションコンテンツを用意している」ということです。利用者側の心理として、まずは「どれくらいの値段で売れるのか？」という部分を知りたいところ。これをいきなり業者へ持ち込んで査定してもらうとなると、面倒と感じてしまい売ってくれないということに繋がります。結果、かなり高性能のシミュレーターを用意してくれているため、利用しない手はないということです。ともあれ、1つの目安になるため色々と試してみるとよいです。
ちなみに、この試した結果は「実際に買取してもらう前に結果を写メなどで撮影すること」という注意点があります。シミュレーターの結果を見て「じゃぁ売ってみようかな」となり、足を運んだらてんで違う数字を出されたら、目を覆うばかりです。こうならないための保険として用意しておくとよいというわけです。

金と一言で言っても、実は非常に多くの種類があるとご存知でしたか？この金の種類によって買取価格は大きく変わってきます。東京であろうが、名古屋であろうが、大阪であろうが、地域差はありません。何処の業者でも、きっちりと「種類」を確認して買取価格が決定します。では、その種類とは何か？
【純度によって種類が分類される(◯◯金)】金の種類でよく耳にするのが「18金」だったり「24金」だったりの数字ではないでしょうか。これが金の種類を表していると理解して頂ければ結構です。例えば、18金は金の他に、銀、銅などが混ざっている金のことを指します。ただ18金の場合は、金75%、銀15%、銅10%という割合のものになります。他にも10金や14金などがあり、数字が下がれば下がるほど、金の割合が小さくなります。ちなみに24金はほぼ100%の純度になります。
【金は装飾品として利用されるわけではない】勘違いしてはいけないのが、金の純度が低ければ低いほど価値が低くなるというわけではありません。もちろん、投資目的であれば24金の金が必須ではありますが…。ただ、金の用途によって敢えて「混ぜる」ときもあるということです。例えば、IC基板に金を利用するとき、24金ではなく敢えて違う材料も混ぜて使いやすい状態に加工をするわけです。このように、金と一言で言っても、様々な用途があり様々な種類があることが理解できます。

金買取の相場、プラチナの相場は、変動はしているものの、何処の業者も共通の相場を利用しています。つまり、どこの業者を利用したとしても、ベースとなる買取価格は同じなのです。例えば、24金の場合、2017年春現在、おおよそですが1g4,100円程度になっています。これを元に、グラム数を確認し、単純に掛け算をして算出されることに。しかし、これでは業者側は利益を上げることができません。そこで出てくるのが「手数料」というわけです。前置きが長くなりましたが、この手数料について、少しお話をしていきます。
【買取時に重要になる手数料】業者の実力によって、この手数料は大きく変わってきます。ただ手数料が安いからといって良いというわけでもなければ、高すぎても良いというわけではありません。肝心なのはバランスです。例えば、きっちりと高い信頼度で買い取ってくれれば、相応の手数料を支払うのはサービスを利用する上で当然のことというわけです。この「サービスの対価として支払ってもよい手数料なのか？」という判断が大切になってきます。
ちなみに、もう1つチェックしたい点は、プラチナ買取と金買取と買い取る貴金属によって手数料が異なることもあるということ。「安い」と思った手数料がプラチナ買取の場合だってあるので、しっかりとチェックをしていきましょう。